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健康問いかけKY

作業に入る前に、作業者のその日の健康状況を確認することは事故をなくす上でも大切なことです。不調なまま作業に入ることは、不安全行動や事故・災害へとつながりかねません。

実際熱中症では同じ条件で働いていても通常倒れるのは一人です。その日の体調不良の人が真っ先にダウンするのは当然といえば当然です。

また、ケガや体の病気だけでなく、心の病も睡眠や食欲に大きく影響することがわかってきていますので、メンタルヘルスの上からも健康に関する問いかけは有益です。


チームリーダーが、「昨日はよく眠れましたか?」「どこか痛いところはないですか?」「食欲はありますか?」などを個々のメンバーに問いかけ、話を聞きます。

その後、指差し呼称し、確認を取ります。

「昨日はよく眠れたか、ヨシ!」「痛いところはないか、ヨシ!」「食欲はあるか、ヨシ!」という具合です。

作業者それぞれの健康を観察し、問いかけを行うことで健康状態を把握しましょう。その上で医師への受診を含め、的確な判断を行う必要があります。

健康問いかけKY項目(例)
  1. よく眠たか?
  2. 痛いところはないか?
  3. だるくはないか?
  4. 朝食は食べたか?
  5. 熱はないか?
  6. くすりを飲んでいるか?
  7. (酒を)飲み過ぎてないか?

 

他にも以下のようなチェック項目の例があります。

(例)健康セルフチェック項目 (例)健康セルフチェック項目

 

(例)チームリーダーの健康観察項目 (例)チームリーダーの健康観察項目

 

日頃から良好な人間関係が保たれていれば、上のような項目以外でも各々の健康状態に気がつくことはできるでしょう。また各々が正直に健康状態を申告できるよう、チーム内でのコミュニケーションも日頃から図っておきたいものです。




 

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